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さて、今回はF3初ドライブについてです。
これについては、2回に分けてお話ししようと思います。
フォーミュラ・フォードのテストも終わり、またまた考えることになる。
やっぱりフォーミュラ・フォードではないな今年(1999年)は、そう思いながら考えた。
ある日、レース雑誌のある記事を目にすることになる。
私の卒業校であるヘンリー・モロー・レーシングスクールがF3に参戦するということだった。
私はテスト出来るかすぐに電話した。
校長先生は、「Sei abbastanza veloce, quindi puoi fare il test di F3」
訳すと、「あなたは十分速いからF3のテストをすることができる」と言ってくれ、次の週にテストをすることになった。
すごく嬉しいしワクワク、ドキドキ緊張した。
テスト前日、スタッフとの顔合わせとシート合わせのためにサーキットへ。
やはりF3ともなると何か雰囲気が違う。
設備や関わる人達、空気、環境など、全てにおいてプロフェッショナルさを感じる。
この雰囲気がなんともいえないプレッシャーとなった。
さて、シート合わせとは自分に合ったシートを作ることで、体をホールドさせコーナーでのG(重力)に耐えることができる。
フォーミュラ・フォードだとシート合わせと言ってもスポンジを背中に入れるぐらいだが、F3ともなると体にかかるG(重力)がすごいので
ちゃんとした物を作る。
まずはコクピットにビニールが敷かれる。
その上に座り発泡ウレタンをビニールの中に流し込む。
しばらく待つと自分の体の形に固まり、シートが完成。
あとは削ってきれいに調整、良い感じにフィットするのである。
シート合わせも終わり翌日のテストに備える。
が、サーキットの帰りになんと雪が降り始める。
夜には積もり始め、翌日のテストは中止だなと思った。
そしてテスト当日、外を見たら雪はやんでいたが、路面の状況からしたらテストは中止だろうなと思っていた。
そして校長先生に電話をしてみると、「サーキットの状況を見て電話するよ」と言われた。
えっ!中止じゃないの?と思いながら電話を切った。
そして、1時間後電話があり、「テストをすることになったから来てくれっ!」とのこと。
マジかよ!こんなに寒くて雪も残ってるのに。
サーキットに行くとマシンが準備されていた。
私は気持ちを切り替えた。
サーキットを見たところ路面は一部濡れており、ランオフエリアには雪があった。
これは滑りそうだ、そう思いながら準備を進めた。
この時は、本当に無我夢中で怖いもの知らずで頑張っていたな〜。
海外でレースをすることは言葉の問題もあるが、逆に細かい雑音が入らないから良い部分もある。
日本語だといろいろなことまで聞こえてきてしまって集中できない事もあるからね。
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